先日、千葉県教育委員会がR4(現高1生)の年の受験結果を公表した。
それを参考に、塾インフィニティから徒歩で行ける人気校、小金高校に合格するには・・・について考えてみよう。
・R4「全県」入試結果
各科目・5科目の平均点 カッコ内はR3(昨年度)の平均点
・国語 47.7点(51.8点)
・社会 56.3点(57.7点)
・数学 51.5点(59.3点)
・理科 52.7点(54.6点)
・英語 58.7点(61.7点)
・5計 266.7点(286.2点)
5科目すべて、R3より平均点は下がった。
・小金高校の受験者はどうだったのか
ここから先のデータは、受験者全員のデータではないため、推定値であることをご理解頂きたい。(合格者の得点開示データが多いため、実際はもう少し低いと考えられる)
・国語 69.3点 偏差値62.9 (78.4点 偏差値64.5)
・社会 82.3点 偏差値62.2 (81.8点 偏差値61.3)
・数学 75.6点 偏差値61.3 (79.4点 偏差値59.4)
・理科 80.3点 偏差値62.8 (77.9点 偏差値62.5)
・英語 83.0点 偏差値60.2 (90.8点 偏差値61.1)
小金高校の受験生にとって、国語は難化、英語も難化(R3が易しかったともいえる)。数学が若干の難化。数学も昨年が易しかったこともあるし、出題形式の変更も影響しているのだろうか。理科、社会が易化ということになる。
・小金高校の合格最低ライン
R4の小金高校の合格最低点は435点(入試得点+内申点×0.5)で、ほぼ間違いない。R3はおよそ447点。
小金受験者の内申点の平均は概ね60くらいだとして、入試で必要な得点は最低で435-60=375点となる。R3は447-60=387点。
ちなみに、R4入試での375点は偏差値61.5。R3入試での387点は偏差値60.7。
・偏差値に注意
気を付けないといけないのは、「偏差値とは何か?」をある程度理解しておくこと。
どの試験の、どういう試験なのかによって、その意味合いは大きく異なるので勘違いをしないようにしないといけない。特に保護者世代は偏差値の呪縛にとらわれがちである。
・インフィニティのR4の小金高校の受験者(=合格者)平均
国語 66.3点 偏差値61.1
社会 83.0点 偏差値62.5
数学 77.7点 偏差値62.3
理科 88.7点 偏差値66.8
英語 86.0点 偏差値61.4
5計 401.7点 偏差値64.3
内申 60.0点
であった。合格最低ラインと比較すると、やや余裕があったことになる。
・小金高校合格者の過去問講座の偏差値推移
➀10月下旬 ②11月下旬 ③12月上旬 ④12月下旬 ⑤1月下旬 ⑥2月中旬
生徒A 60.2 →62.3 →58.7 →62.1 →63.6 →62.9
生徒B 60.6 →65.5 →64.9 →66.2 →65.9 →68.0
生徒C 60.3 →63.3 →60.9 →62.0 →64.5 →66.9
インフィニティの生徒は、なぜ偏差値が上がるのかは本人たちも気づいていない。もちろん生徒たちの頑張りによるものなのだが、偏差値が上がる仕組みがあるのだ。しかし、偏差値は、あくまで目安であり参考でしかない。確実な得点力の養成に向けた作戦が必要なのは言うまでもない。
・作戦を練ろう
理科・社会の得点力を鍛えることは最低条件。その上で、国語、数学、英語のバランスを考える必要がある。国語が苦手なら、英語と数学に力を入れる。英語が苦手でも、英語から逃げてはいけない、などなど。生徒の得意不得意を考えた作戦が不可欠である。
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